ゴキブリが部屋にくる侵入経路はたくさんありますが、排水管を通すために開けられた穴も注意が必要です。
厳密には「その穴の隙間から部屋へやってくる危険がある」って感じです。
小さいゴキブリであれば、ほんのわずかな隙間でも通れると言われていますからね。汗
なので今回はそのゴキブリ対策を紹介したいと思います。
テーマは2つで「キッチンシンクの下にある排水管の穴」と「エアコンホースなどを通す穴(配管用)」です。
排水管の通り穴って具体的にどこ?
まずはキッチンシンクの下、収納の扉を開けたところです。
排水管を通すために、キッチンそのものに開けられている穴ですね。
以下の画像の場合は、ぱっと見だとあまり隙間はなさそうですね。

そして次はエアコン。壁に開けられた配管用の穴の隙間です。
以下のように、エアコン本体の横などから配管が出ていて、すぐそばの穴を通っている形が多いんじゃないでしょうか。(おそらく)

この画像ように、ドレンホース(排水ホース)や「冷媒管」などがまとめられている形が一般的です。
だからぱっと見は、太いんですね。笑
この穴は様々な配管の大きさに対応できるように、予め少し大きめに開いていることが普通です。
ですのでピッタリでない限り、多少の隙間ができてしまうのです。
その場合、室内から外へと繋がる穴ですので、ここも害虫の侵入口になってしまう可能性があるということです。
こういった隙間はパテと呼ばれるモノで埋められています。
先ほどの上記の画像もおそらく心配はなさそうです。
※パテ➡隙間、つなぎ目などを埋める粘土みたいなモノ。充填剤(じゅうてんざい)。
ただし物件によっては隙間が空いたまま、または古くなったパテが剥がれ落ちている場合があるんです。
なのでもしそうなっていたら注意が必要です。
隙間が空いている穴はどうすればいい?ゴキブリ侵入の対策は!
基本的な対策としては、上記で説明した「パテ」で隙間を埋める方法が確実です。
たぶんホームセンターとかだと、1000円以下で購入できるでしょう。
もちろんネットで買うのもアリですね。
種類は色々あるみたいです。
パテは時間が経てば固まるのが一般的なようですが、「あとになっても固まらず柔らかいタイプ」も販売されているようです。
エアコン専用のタイプなどもあるようですね。
賃貸に住んでいる場合、パテの使用は注意!
パテはあとになっても取れやすそうな「固まらないモノ」などがいいとは思いますが…
いずれにせよマンションやアパートを借りて暮らしている場合は注意が必要…!
それはズバリ原状回復。
基本的には、家を出る時には「最初に部屋を借りた状態」に戻す必要があります。
もちろん隙間の穴を埋めることは「誰も損しないから良いことでしょう?次に住む人もきっと喜ぶよ」という風にも考えられます。
しかし必ず全員がそう思うかはわかりませんし、それに作業レベルや状態によっては、外見などに問題が出てくる可能性もあります。
あと、パテ自体は取れたとしてもその跡が若干残る恐れもあるでしょう。
基本的には使用しないほうが良いとは思う…
やっぱり退去時などに不安ですよね。なのでパテは使わないほうがいいでしょう。
でもどうしても気になる場合は、勝手に自分で補修するのではなく…
その前に必ず大家さんか管理会社などに確認(相談)したほうがいいでしょう。
「わざわざ連絡する要はない」という意見もあるかもですが、聞いたほうが絶対に無難かと…。
言い方は「〇〇に隙間が空いていて害虫が入るかもしれないんで何とかなりませんか?」的な感じですかね。
向こうが補修してくれる可能性もあります。
もしそうなった場合、「パテ代が浮く」とかそんなことよりも…
「補修してもらったという事実」が残るので、あとあとトラブルになりにくいことがメリットだと思います。
断られた場合はどうする…?
もし「なんともならない」や「我慢してくれ」などと言われた場合はどうするか…?
僕ならパテ対策は諦めます。
でもそれでもどうしても対策したいのであれば、「自分で補修してよい許可」をもらうという方法になるでしょうか。
「自分で道具を用意して埋めて良いですかね?」的な感じで。
もちろん「退去時」や「原状回復」のことも確認しておきたいですね。
念のため「OKをもらった証拠」などが欲しいですね。(難しいですが…)
たとえ許可をもらったとしても、あとで「言った言わない問題」になると面倒ですからね…。
もちろん誰だって、時間が経過するほど(長く住めば住むほど)記憶って曖昧にもなってきます。
なのでまあ、もし大家さんが「同じ物件のどこかの部屋に住んでる」などのケースであれば…
自分で「作業前」と「作業後」の写真を撮っておいて、さらに見せに行ったほうが安心かもしれませんね。
パテ以外の方法は?
上記のように「賃貸だからやっぱり不安という人」や「とにかくパテが嫌という人」はどうすればいいのか?
あとは、テープで穴を塞ぐのもゴキブリ対策としては効果があるでしょう。
ただしこれまた、たくさんの種類があります。
まあガムテープでも良いのですが、もっと適したモノがあると思います。
失敗したくない人は、実際ホームセンターに足を運んで店員さんに聞けば間違いないでしょう。
あと、どんなモノであれ、劣化すると剥がれやすくなるので張り直したりはしましょう。
色々書いてはきましたが…賃貸の僕なら…
今回はゴキブリ対策の一つとして、排水管や配管が通る穴の隙間について書いてきました。
ただ僕の場合はずっと「賃貸暮らし」なので、よっぽどの状態にならない限り自分で「パテ」は使いません。
まだ部屋に一度もゴキブリが出ていない状態ならもちろん…
もし出たとしても、まずはベランダや玄関などその他の対策をします。
それでもまだ出るのであれば、この「通り穴」もチェックはするとは思います。
そしてそこが「隙間あり過ぎでヤバいでしょ?たぶんここじゃん!」ってレベル…
もしくは「いや、もうあと残りはここしか考えらえない」みたいな感じなら対策は考えます。
でもいきなり自分でパテで埋めることは絶対せずに、ガムテープなどを使うと思います。
パテの使用について大家さんなどに相談してもいいんですが…
それ自体、なんか面倒ですし、もし嫌な印象を持たれても困るので…。
あくまでも僕の場合はですけどね…。こういった原状回復とかに関してはめちゃ心配性なので…。汗
以上です。