一人暮らしの自炊を軽く始めたいけど、調理する際に最低限あったほうがいい調理器具って何だろう?
今回はこのような料理初心者さんの悩みについて、一人暮らしが長い僕の考えを中心に書いていきたいと思います。
とりあえずいるモノは?という感じだと思うので、自炊の内容や頻度などについては…
・本格的な料理は作らないが、簡単な炒め物などは作る予定
・毎日は作らないが、週に何日かは作る予定
くらいの感じの方に向けて書いていきますね。
参考にしていただける部分があれば幸いです。
最低限、フライパンは用意したほうがいいと思う
僕の結論としてはコレです。
「本格的な自炊をする人」はもちろんですが、たとえ少しでも自炊をするならフライパンは買うことをおススメします。
現在ほぼ自炊はしなくなった僕でも、フライパンはめちゃ便利だと思っています。
レトルト食品を温めたりもできますし、目玉焼きや炒め物もフライパンがないと作れません。
サイズや素材はいろいろあります。
2つ買うなら小さいのと大きいのを買えばいいですが、1つだけ選ぶならサイズは直径24センチくらいが便利ではないでしょうか。
またフライパンの大きさに合わせてフタも用意しておけば、蒸しや茹で料理にも使えます。
さらに深さもあるものを選べば片手鍋の役割もしてくれるので、さらに便利です。
鉄製のフライパンは重くて焦げ付きやすくお手入れも大変なので、やはりフッ素樹脂加工のものがおすすめ。
フッ素樹脂加工のフライパンは焦げ付きにくくお手入れもラクで、さらに値段もお手頃です。
しかしあまり安いものを選ぶと樹脂加工がはがれやすく、すぐに使えなくなるので注意してください。
フッ素樹脂加工の24センチのフライパンの相場は2000円から3000円ほどで、たぶんこのくらいのものを選べば安心でしょう。
また、自宅のコンロに対応しているか、必ずフライパンをチェックしましょう。
IHでも可能か?などなど。
鍋もあれば助かるかも
ラーメンを茹でたり、レトルトカレーなどを温めたりと、鍋もあると便利かもしれません。
もちろんフライパンで「ある程度は調理可能」だと思うので、絶対あった方がいいとは思いませんが…
①多少こだわりがある人
②コンロが2つ以上ある場合
③お金に余裕がある人
④レトルトではないカレー、煮物などを作りたい人
などは、用意してみてもいいかも。
ただこの記事を読みに来て頂いたということは、おそらく④の可能性は低いと思いますが。
持つ部分が一つの片手鍋、二つの両手鍋などがありますが、一人暮らしだと片手鍋で良いでしょう。
一つだけ購入するのであれば、直径が18センチくらいのモノを買えばよいかもしれません。
もしいつか、カレーやシチュー、煮物などの本格系を作りたくなったとしても、とりあえず何とかなると思うので。
注意点としては、フライパンと同様、買いたい鍋が対応しているコンロの種類を必ず確認しましょう。
他に用意してもいいかも?と思うのは「包丁」と「まな板」
「包丁」と「まな板」については、あくまでも僕的には「最低限必要」とまでは思っていません。
そう思う理由としては…
・既に切れている商品などを使えばいい
・可能なら手でちぎったりすればいい
・そもそも食材などを切ったりする必要がない料理を作ればいい
的な感じだからです。
ただし、昔けっこう自炊をしていた時は持ってはいました。
あと単純に…
「いや、フライパン並みに使用頻度は高いから、最低限必要なレベルだろう?」
という声も多いでしょうし、むしろ一般的なのかもしれません。
また、料理そのものではなく「果物」や「漬物」を切ったりすることもできるので、確かにあれば便利でしょうか。
なので一応紹介したいと思います。
どんな包丁がおすすめ?
包丁にもいろんな種類や形があるのでどれを選べば良いのか迷うでしょう。
とりあえず一人暮らしで自炊初心者さんだと、肉も魚も野菜も幅広く利用できるのが三徳(さんとく)包丁が一つあれば十分だと思います。
刃渡り(刃の長さ)は15センチから20センチくらいが使いやすいでしょう。
包丁の素材もいろいろありますが、主な素材はセラミックやステンレスです。
比較的使いやすいのはステンレスでしょうか。
値段はピンキリで、1,000円台から良いものだと1万円近くするものもあります。
100均にもありますが、あまり質が悪いものもすぐに切れなくなるので、初めの1本に選ぶなら2,000円くらいの物を選ぶと良いでしょうか。
まな板のおすすめは?
大きさや素材によっていろんな種類があります。
小さいものは収納に便利ですが、ある程度大きい方が野菜や肉を切ったりしやすいです。
素材は主に木とゴム、プラスチックがあります。
それぞれメリットとデメリットがありますが、初めての自炊で使うならお手入れしやすいプラスチック製のまな板がおすすめ。
プラスチック製なら使い終わって洗ったら基本的には布巾で水分をふき取ればオッケーです。
カビにくく衛生的に使え、さらに値段もお手頃なのも魅力。
ただペラペラの薄いまな板よりも、ある程度厚みがあるものを選びましょう。厚みがあることで安定して調理ができますからね。
相場は1,000円から2,000円ほどです。
ちなみに木製のまな板は柔らく切りやすいですし、見た目もおしゃれなものがあります。
しかしどうしてもカビやすいので、こまめに天日干し(太陽に当てて干す)が必要です。
その他、必要なら買ったほうがいいかも?って感じの調理器具
今から紹介する調理器具は「最低限いるよ」とまでは全然言いません。
もし「タダであげる」と言われても、個人的には「置き場所」や「洗い物」などの理由でお断りするモノがほとんどです。笑
ただこれはあくまでも現在の僕の考えです。
人によっては「最低限必要だ」と思うレベルのモノがあるかもしれませんし、あれば便利かな?と思う可能性も全然あります。
なのでそのあたりも考えながら読んでみてください。
ボウル
卵を混ぜたり、切った野菜などを入れたりできますね。
大小と2つくらいのサイズがあると便利。
耐熱ガラス製のボウルだとレンジやオーブン調理にも使えるので自炊もスピーディになります。
ただ別に卵を混ぜるとかだと食器でいいじゃんって人も多いとは思いますが…。
ざる
野菜を洗ったりもできますが、最も活躍する場面と言えば「パスタ」とか「そうめん」とかのお湯を切ったりすることですね。
おたま
おたまは汁物をすくうのに欠かせないって人も多いですし、炒飯などに使う人もいるでしょう。
僕は現在は持っていないので汁などは鍋から直接どんぶりに入れたりするのですが、確かにこぼれることがよくあります。
なので本当は僕も買ったほうがいいんでしょうけど…汗
ピーラー
皮むきがラクにできるピーラー(皮むき)もあると便利ではありますね。
フライ返し(ターナー)
フライパンで焼いているモノをひっくり返すのに使います。
お好み焼き(一人暮らしではあんまり作らないか?)とかハンバーグ、餃子などでなど…。
まあ最もよく使う料理は目玉焼きだと思いますが^^
フッ素樹脂加工のフライパンを使うなら、同じ素材のフライ返しを選びましょう。
鉄のフライパンならステンレス製のフライ返しを選んでください。
キッチンばさみ
包丁代わりに使えるキッチンばさみもあると便利ですね。
てかこれがあると「もう包丁別にいらないや…」となる人もいるかもですね。
木べら
炒めたり混ぜたりする時に便利。
僕も昔は持っていましたね。その時は主にチャーハンを作る時に使っていましたね。
トング
パスタが好きならトングもあると便利。
麺類をお皿に盛り付けるのはさいばしではかなり難しいものですが、トングがあれば簡単にできます。
フライパンで熱いお肉などをひっくり返すときにもトングが役立つなど、トングは意外と幅広く活躍してくれます。
おろし金
大根おろしをはじめ、ショウガやニンニクなどをすりおろせます。
ペティナイフ
三徳包丁の他にもう一つあると便利なのがペティナイフ。果物の皮を剥いたり袋を開けたりとこまごまとしたことにも使えます。
さいばし
普通のお箸でも代用できそうですが、やはり熱いものを調理するときには長いさいばしがあると安心です。
泡だて器
卵をかき混ぜたり生クリームを泡立てるのに必要なので、お菓子作りをするなら欠かせないアイテムです。
やかん
家で自分で作ったコーヒーやお茶を飲む人はやかんもいるでしょう。
2.5リットルサイズくらいのやかんなら2,000円から3,000円が相場です。
まあやかんを買わなくても、電気ケトルなどもありますけどね。
ちなみに現在の僕はお茶などを入れる容器を洗うのも面倒なので、自宅での飲み物は基本的に2リットルのペットボトルの水です。
重たいので定期的にネットでまとめ買いしています。
「計量カップ」や「軽量スプーン」
けっこうこだわってレシピを見ながら料理するって人は用意したほうがいいでしょう。
計量カップは耐熱ガラス製のものが使いやすいですね。
もし本格的な自炊をしない場合でも、袋のインスタントラーメンを作る時などに計量カップはあったほうがいいかもしれませんね。
「いやそんなのだいたいでオッケーでしょ?」って人は要らないと思いますが…^^
缶切り
最近は缶切りが必要な缶詰めは減っていますが、万が一のために最初から用意している人もいるでしょう。
僕なら買いませんが…。
計り
料理を作る時によくレシピを見るって人は、食材のグラムを測るケースもあるでしょうから必要かもしれません。
僕はそこまでの料理はしないので持っていませんけどね。
僕の過去の自炊生活を思い出してみると…
僕の10年以上の一人暮らし生活を振り返ると、持っていたモノは以下のような感じです。
①フライパン、②包丁、③まな板、④片手鍋、⑤木べら、⑥ざる、⑦計量カップ、⑧やかん、⑨ボウル、⑩お玉、⑪フライ返し
①、②、③、④、⑤、⑥、⑦
①、④、⑤、⑥
①のみ
最後に
フライパンや鍋から始まり、その他の調理器具についても、必要性について個人的に語ってきました。
この記事全体に言えることですが、あくまでも「本格的な自炊は全然しない」という前提で書いてきました。
なので本当に人によって必要な調理器具は変わってくるので、自分の生活スタイルをイメージしながら考えてみてくださいね。
あと今回挙記事で挙げた調理器具の中で100均で売っているモノも全然あります。
出来るだけ出費を抑えたいなら100均のものから使い始めて、もっと良いものを使いたくなったらその都度買い替えるのが良いでしょう。
ただし記事で書いているように、包丁などは最初からそれなりのモノを買ったほうがいいケースもあるのでそこらへんはよく考えてみてください。
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